新型アラーム通報システムについて
昨年より開発に取り組んでいた新型アラーム通報システムの仕様がほぼ固まり、デモ用機器も来週あたりには完成する予定です。
現行のシステムとは、コスト、通信速度、安定性、セキュリティ、適応範囲、使い勝手等の全て面において勝っています。
本新型システムは昨年あたりから本格的普及が始まったIOT (Internet Of Things)技術を使っており、これからの時代の標準的なプラットフォームになるものです。
当社のセンサー技術とIOT技術の組み合わせにより、低コストにて多様なアラーム通報が可能となります。
現在、試作中のアプリケーションとしては、豪雨アラームシステム、傾斜アラームシステム、及び河川用の洪水アラームシステムです。
地勢学的に見ても、日本は山と谷が多く、集中豪雨による斜面の崩落、そして河川の洪水といった自然現像の連鎖による災害が多く発生しています。これらの連鎖の各ステップにて動作を早期にキャッチしてアラームを発行する事により、未然に災害を予防する事が可能となります。既に多くの予防システムの機器がありますが、当社は、より多くの場面にて使えるものを目指しています。