非接触型水位計(HF-12A)は、下水道に特化した測定記録一体型の水位計です。
公益財団法人日本下水道新技術機構様、東京都及び政令指定都市20都市様からの委託により開発いたしました。(※公益財団法人日本下水道新技術機構様 オープンソース資料は、こちら)
圧力式ではなく赤外線センサーを用いて水面までの距離を測定し、SDカードに測定データを保存します。
(CSV形式の為、直接EXCELで読取可能)
非接触型水位計(HF-12A)
(本体+取付金具付き)
当社オリジナルの圧力式水位センサーもご覧ください。
②センサーの赤外線がマンホール内の水面に向くように、位置を合わせる。
主な特徴
① 電池で動く
② 取付簡単
③ マイクロSDに保存可能
④「運転モード」と「テストモード」がある
⑤ 防曇防露対策によるセンサー精度の向上
詳 細
① 電池で動く
・単3電池×4本(アルカリ電池又はリチウム電池)
② 取付簡単
・蟹バサミを梯子に挟み固定する。
・本体の向きを合わせて固定する。
・センサーの向きを合わせて固定する。
③ マイクロSD保存(CSV形式の為、直接EXCELで読取可能)
SD保存データ(サンプル)
④「運転モード」と「テストモード」がある。
⑤防曇防露対策によるセンサー精度の向上
・従来の非接触型水位計は、センサー部分に井戸内の水ハネや寒暖差による結露が発生すると、
正しい距離が測定できなかった。
これを「防曇防露対策」により改善した。(詳細は、当社まで直接お問い合わせください。)
非接触型水位計(HF-12A)誕生から出荷まで
<開発背景>
「下水道」インフラの老朽化問題を解決
汚水管の亀裂(クラック)から雨水が染み込み、汚水管の水量が増え、下水処理施設で処理しきれなくなっている。
「汚水の水位」を用いて、見えづらい汚水管の修繕箇所を特定するため、マンホール下に設置可能な水位計を開発したい。
●測定管の大きさ ⇒ 直径150㎜ ~ 2,000㎜
●測定時期 ⇒ 降水量増加が予測される場合、事前に設置する
●測定期間 ⇒ 最長10日間ほど(計測間隔:5分)
<共同研究開発工程>
2021年 秋 公益財団法人日本下水道新技術機構様より「低コストの水位計測技術を開発したい」と問い合わせがあり、研究開発に着手。
2021年 冬 非接触型水位計(HF-12A)初号機が完成。正式契約。
2022年 春 横浜市内にてプレテスト実施(計3台)改良版製品が完成。
2022年 夏 東京都及び政令指定都市20都市様へ順次出荷(計70台)
非接触型水位計(HF-12A)仕様
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